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第12回石鯛タグ&リリース大会in三宅島

6月14日(日)三宅島にて第12回目となる、石鯛タグ&リリース大会が開催されました。
今大会は私も所属している磯釣人魚会の月例会と合同開催となり一般参加者合わせて
20人超の参加者で大いに盛り上がりました。

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参加者のほとんどは、三宅島の離れ磯 三本嶽を目指し、地磯に回った参加者は5人でした。
当日は梅雨の真っただ中の大会開催もあって雨に振られはしましたが、凪も良くどこの磯も
使える好条件でした。
唯一の心配は冷水域。春の乗っ込みシーズンから黒潮が離れた状態が続く三宅島。
大会までには何とか黒潮の蛇行が収まればいいなと思っていましたが
蛇行のまま大会当日を迎えてしまいました。

普段は黒潮洗う三本嶽ですが、蛇行の影響で目立った潮の流れがありません。
とはいえ、大型クチジロが近くを泳いでいるのに違いありません。
大型を期待して、マカド根に8人、エビ根に4人、青根に3人、大根に3人、
そして文蔵に2人と各人思い思いのポイントへ。

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マカド根 テラス

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マカド根 本場

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人魚会の名幹事M氏にヒット!

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こんな小さいの撮るの? 撮らなくていいよ!と照れて顔を隠すM氏(笑)

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いつも大会賞品の陶器を提供して頂く小林さんと1.2kgの石鯛。

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こちらが優勝賞品のクチジロのお皿

私はマカド根の通称テラスで人魚会メンバー3名と並んで久々の例会を兼ねた釣り。
潮はゆっくり流れますが、アタリは少なくエサが残って上がって来る事もしばしば。
ポロポロっと1kg前後のイシガキダイが釣れますが、雰囲気は今ひとつ。
それでも関東屈指の超一級磯ですから、いつ大型が回って来るか判りません。
磯上がりの11時まで頑張って釣りましたが、残念ながら私はオデコ!
同じマカド根に乗った一般の石鯛師の方が4kgオーバーの見事な石鯛を釣ってました。

大会結果は参加者全員で20枚。もちろん全ての魚がリリースされています。
エビ根の渡った石鯛釣り2度目の丸橋聡さんが54cm3.2kgの本石をおじにあたる
英三師匠の目の前で釣り上げタグ&リリース。3位となりました。

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シマシマが綺麗な石鯛ですね! 師匠の指示した通りのポイントへ投げた
1投目だったそうです。その他ワサも釣った聡さん。おめでとうございます。

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自己記録魚にあたる石鯛をタグ&リリース!

地磯では5人のうち3人に釣果があり、その中でも人魚会の宇野沢さんが54cm 3.5kgの
クチジロを釣り上げキャッチ&リリースし2位となりました。この魚を機に不調だった
地磯の復活の兆しとなればいいですね。


写真のメジャーを見る限り57cm近くありそうなんですが、自己申告が54cmなので
2位となりました^^;


自撮りは難しいの図。唯一当たった魚だそうで、ワンチャンスを見事に!

そして大根に渡った人魚会の石田雅己さんが56cm 3.4kgの石鯛をキャッチ&リリースし
見事優勝となりました。おめでとうございます!
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見事な石鯛!怪しいアタリを捉えて、見事な一発!おめでとうございます!

ここ数年、三宅島では目立って石鯛の釣果が聞かれますが、約10年前に今大会を
三宅島で初めて開催するにあたってメーカー各社さまの協力のもと、石鯛の稚魚を
5000尾放流しました。その効果が現れているのかもしれません。
三宅島に長年通う釣り師曰く、こんなに石鯛が釣れるのは記憶に無い との事。

三宅島は三宅村のルールでバグリミット(持ち帰り規制)が制定されています。
石物は『40cm以上を1回の釣行で2枚まで』となっています。
石鯛類はタグ&リリースの結果から非常に定着性が強い事がわかりました。
つまり、普段はどこかを泳いでいて彼らのエサ場となる、我々の釣り場へ
エサを漁りにやって来て、釣られるのです。リリースすればまた同じように。
それがタグ&リリースで証明されています。
三宅村のルールで制定されたようなバグリミットは上記の行動をとる石物には
大変有効で、この釣りを長く楽しめるよう最低限、島のルールは守って頂きたく
思います。

大会参加者の皆様、宿、エサ、渡船の手配等でお世話になった喜久屋さん、薄木荘さん
海楽さん、共栄荘さん、夕景さん ありがとうござました。

 

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