第36回トウキョウベイ シーバス フライフィッシング リリーストーナメント
update:2016.10.3
第36回トウキョウベイ シーバス フライフィッシング リリーストーナメントが
10月2日(日)に開催されました。
毎年、春秋と年2回ずつ開催するフライフィッシングでシーバスを狙うオールリリースの
トーナメントです。東京湾では釣法に限らず、ほとんどの方が釣ったシーバスをリリース
しているお陰で、フライフィッシングでも充分釣りになるほど安定した釣果が望めます。
漁師さんの漁獲高は安定横ばいのようですし、このままナイスバランスの東京湾であって
欲しいと思うと同時に、秋田や島根などデカシーバスが釣れるエリアでも、東京湾の
ようにリリースが浸透し、いつもまでもデカシーバスが釣れる環境でいて欲しいと願います。
今大会は腕を競うばかりではなく、対象魚を釣りながら護るキャッチ&リリースの啓蒙を
主眼として開催しております。
大会はボートからの釣りで、早朝5時半スタート10時半ストップの5時間。
叉長40cm以上のシーバス5尾の合計で競われます。
私はシーホース内田キャプテンをチャーターしまして、大会初参加のM石さんと乗船。
出船前、キャプテンの内田氏にどのエリアを攻めるのかと聞くと『Aに行きましょう!』と即答。
私の経験上、内田キャプテンに限らず、キャプテンが即答したこういう時はまず釣れます!
逆に『どこで釣りたいですか?』などと質問される時は・・・・。
という事で、意気揚々と集合場所の大師運河へ向かいます。
雨予報が外れ、風もなく曇天で絶好のコンディション。
各船集まったところで、5時半スタート!
我々シーホース号は一路、Aポイントへ目指します。ポイントへ付くとアジサバを釣る
漁師さんがてんこ盛り!このポイントでこんな風景は初めて見ました。
まずはトップで攻めるM石さんにミヨシを譲り、ランニングラインの癖を取りながら、
後ろから水面上のフライを見ていると、いきなり水面爆発!
型はノンキーでしたが、開始1投目から元気なシーバスが飛び出して来ました。
さすが、キャプテンが即答したポイントだけはあります!
しかし、サイズは想定していたより小さいらしく、ちょっと前は平均55cmぐらい
だったのになぁと不満げなキャプテン。
アジ船をバックにストラクチャーをトップで果敢に攻めるM石さん。
その後もバタバタ、ポツポツ、バタバタバタ的に良く釣れ、トーナメントとはいえ、
個人的には楽しく釣りが出来ました。
M石さんのキッカーフィッシュ54cm
写真がイマイチですみません・・・。
Aポイントから湾奥へ戻って、ラストフィッシュとなった52cm
さぞや他船も釣っているだろうと思いきや、他船はなんとなんと激渋だった様子。
1週間前までは秋のベストシーズンという感じだった横浜方面ですが、ここ数日で
激変してしまったようです。5尾のリミットメイクを達成したのは我々のボートのみ。
シーホース内田キャプテン様々!という結果でした。
と、言う事で、初参加のM石さんがいきなり優勝!! おめでとうございます!
私は最多リリース賞と2位となりました。
今大会はフライフィッシャー誌の取材があり、カメラマンさんが同船した世界のエイゾー師匠は
激渋の中、57cmをリリースしBIGFISH賞を獲得。何とか絵になり私もホッ^^
来月発売のフライフィッシャー誌に大会の模様が記載されますので、是非ご覧下さい。
大会に協賛頂いたメーカー各社様。
いつも素敵な協賛品をありがとうございます。
頂いた協賛品は入賞の副賞や参加賞に使わせて頂きました。
次回37回大会は4月のGW前の予定です。
皆様の参加お待ちしております!
大会結果(敬称略)
優勝 光石誠(シーホース 内田浩司CP) 245ポイント
2位 助川博也(シーホース 内田浩司CP) 226ポイント
3位 高柳淳(シークロ 升田龍兵CP) 86ポイント
BIGFISH賞 丸橋英三(シーバスキャプテン 福永雄海CP) 57cm
最多リリース賞 助川博也(シーホース 内田浩司CP 17尾リリース
参加人数 8名 6ボート
総尾数40リリース