ICHTHYIC イクシーク唯一のデザイナーである丸橋英三の『考え』『思い』『愛』が詰まった
EIZO節丸出しのページです。何を考え、何を思ってイクシークロッドが誕生したのか？
お楽しみながらお読みください。

ICHTHYIC XSF 9012H

参考完成品価格
108,500円(チタンフレームSIC+フルウェル仕様）
133,000円（トルザイトリング+イクシークハンドシェイプ仕様）

＊使用ガイドパーツ類、コルク材質、グリップ形状などで工賃を含めて価格は変動致します。
＊価格は税別

ターポン様との出会い・・・

ICHTHYICのモデルで一番初めにデザインされたフライロッドが、『KXF90123』というモデルでした。最初のフライロッドの制作販売が#12, #13, のソルトモデルが始まりと言うメーカーもイクシーク以外には無いでしょう？！それと言うのも、EIZOが初めて挑んだ海のＦＦの相手が、ターポンだったからです。1984年2月コスタリカ・パレスミナでの事でした。５日間で８回掛け、何と５尾の40～70LBターポンをキャッチししたのが始まりなのです。そして・・・そして！！その釣行時に〇ージの#12のバットが吹き飛び！？オー〇スのグリップがネジレもげる！！！？？・・・これらを目にし、いかに世界の名門と言われるロッド達であろうが、それを組み立てている人が非常によく訓練されていようとも、結局はターポンの釣りがどんなものか知らない方々の力に頼られて作られている物なのだ！！！？？？ということもよくよく理解できました。

その後、1987年、初めてフロリダでフラットでのターポンフィシングを経験し、コスタリカの釣りとはまた一味も二味も違う難しさを知ります。その時がXSF9012Hの始まりでもあったのです。KXF90123ではパワーがあふれ過ぎ、EIZOにはどうしても納得のいくキャストが出来ません！？その有り余るパワーが邪魔をしてしまうのです。この頃ようやくUSA SAGEが台頭してきて、特にソルト部門では有力でした。けれどもEIZOにはこれが良いとわかっていても好きになれず、もう一つの当時のニューモデル、フェンウィック・ボロンＸ・#12のほうが好きでした。ししこのロッドはすぐに製造中止になり、「それならば・・・」と、XSF9012Hは直ぐに試作されたのでした。
足掛け３年、延べ100回以上のターポンのストライクを経て、まず『XSF9012』が完成し、その後さらに２度の改良が加えられ、『XSF9012H』が完成。EIZOの思うモデルに出来上がったのでした。抜群の軽さと投げやすさとファイティング性能を共存させた絶品です！！！！

EIZOのファンであれば、EIZOがフロリダで開かれる30年もの歴史を誇る２大ターポン・フライフィッシング・トーナメントを、なんと両方とも３年連続で、しかも通算８回ものグランドチャンピオンに輝いていることは、もうとっくに、ご存知のことでしょう。しかし、この事がどれほど物凄い事なのかは・・・もしかしたら日本のアングラーには理解される時が来ないのかも知れません・・・でもこの『XSF9012H』がいつの時もEIZOと共にあったことだけは、確かな事です・・・そしてもう一つ、2000年度のグランドチャンピオンであるアンディ・ミルが愛用しているロッドも実はこの『XSF9012H』なのだということも、日本には伝わっていない事実なのです。

『XSF9012H』は世界一のターポンアングラーEIZOが創った世界一のターポンロッドなのです。
もう一度言います！…抜群の軽さと投げやすさとファイティング性能を共存させた絶品です！！

ターポンと出会う事ができた、私めはそれだけでも本当に幸せ者です・・・！！！

ところで、あなたは、もうターポンを釣りましたか？そしてリリースしましたか・・・？？？
もし未だなら・・・・・・どうしましょうか・・・ね？？？